そらのいろ

日々の小さな発見を綴る、静かな暮らしの記録。ふと立ち止まる時間をお届けします。

助け合いの理想

 

日々の仕事の中で、どうしても考えてしまうのは

自分の担当以外の業務も、できる範囲で手を貸しているものの、

ふと気づくと、わたしの仕事を手伝ってもらえることは少ないなということ。

もちろん、ひとりで抱え込まずお願いすることもある。けれど、周りから

「手伝うことある?」と声をかけられた記憶は、ほとんどなくて。

期待はしてなくとも、ふと虚しさを感じてしまうことがある。

その話を友人にしたら「職場での無償の愛だね」と、いい言葉が返ってきた。

仕事には波がある。忙しい日もあれば、そうでもない日もあるし、

丁寧に時間をかけて取り組む人もいれば、スピード重視でこなす人もいる。

わたしは、どちらかといえば「少し丁寧でスピード重視」タイプ。

それでも、誰かが困っていれば、できるだけ手を差し伸べたいと思っている。

今年度異動してきた方は、小さなお子さんがいるため「部分休」を利用している。

本来なら定時より早く帰れるはずなのに、現実は残業続き。

その方の仕事も手伝っているけれど、状況はなかなか改善されない。

本来なら上司が気づいて調整すべきことと思うけれど、気にもしていない様子。

 誰かのために動いているのに、 「手伝うことある?」の一言で

お互いに少しずつ助け合えたら、きっと今よりずっと働きやすくなるし、

心を軽くするのに。

その言葉が、もっと自然に飛び交う職場だったらいいのにと思う・・・

理想論なのかな・・・