そらのいろ

日々の小さな発見を綴る、静かな暮らしの記録。ふと立ち止まる時間をお届けします。

するする忘れる術があれば

 

今週は仕事が立て込んでいて、残業も何日かありました。

不安定な天候も重なって、体が重く、疲れがじわじわと蓄積していく感覚。

今朝はなかなか起き上がれず、珍しく遅い朝のスタートになりました。

他の人の仕事を手伝っていることもあってか、

昨日処理した内容や話したことを聞かれても、すぐに思い出せず、

記憶を引っ張り出すのに少し時間がかかってしまう。

昨日も結局残業で、帰り際にひとつの案件について上司たちと話していたけど、

自分がすでに処理したかどうか、書類が手元に届いていないだけなのか、

それすら「まだ届いていない」と言い切る自信もなく、

モヤモヤしたまま帰宅しました。

「失念していたらすみません」と伝えたものの、

もし未処理のままなら、もうキャパオーバー

人の仕事を手伝っている場合ではないかもしれない、と思ってしまった。

今の仕事は、かなり前に担当したことがある業務なのですが、

当時とは比べものにならないほど覚えることが多く、処理も細かくなっていて、

時間に追われているうちに、あっという間に一日が終わってしまいます。

2、3日前のことはすっかり記憶に残っていないことも増えて、

するする忘れていってしまうのに、

ふとした瞬間にミスした事などは思い出して、寝つきが悪くなったり。

あれこれ思い出さなくてもいいことほど、なぜか思い出してしまう。

むしろそんなことこそ、するする忘れてくれたらいいのに。

不思議なもので、忘れたいことほど、記憶の奥から顔を出してくる。

「思い出さなくていいことを、するする忘れる術」

そんなものが身につけられたら、どんなに楽だろう・・・と、

ここまで打っていたら、雨が降ってきました。

少しのんびりしてから、また動こうかな。