そらのいろ

日々の小さな発見を綴る、静かな暮らしの記録。ふと立ち止まる時間をお届けします。

繋がりと人生の出会い

 

 毎年11月に入ると「みかん切り」のお声かけがある。

 お手伝いも、気づけば5年ぐらいになるのかな・・・

 いつも1、2回しか行けないが、昨年も連絡があり、車を1時間ほど走らせお手伝いに行ってきた。

 大体いつものメンバーさん。期間限定の顔合わせでもお互い薄ら記憶に残っているおかげで、今年も元気なお顔を拝むことができた。

 なにより、皆さん元気。おそらくお手伝いチームの中ではそこそこな年齢の私が1番若いのに、私よりも元気だと感じる。

 お手伝いに行くまでは、袋に何個か入ったミカンをスーパーで買っていた。

 買う度に”これだけで、この値段!”と心の中で思っていたが、お手伝いをするようになり納得できた。

 ミカンを切り、肩からかけたカゴに入れ、カゴがいっぱいになったら、更に大きなカゴに入れる。この作業を何度も何度も繰り返す。

 そう。かなり手間暇がかかっている。その後、更に仕分け等の作業がある。こんなに手をかけられていたのだと、お手伝いを経験して知った。

 まだまだ世の中には知らないことが沢山あると思う。それを知る機会でもない限り、素通りしていってしまうけど、機会さえあれば、色んなことに触れてみたい。

 お声かけしてくれるのは、学生の頃お世話になったバイト先の人。

 社会人となり暫く疎遠だったが、こんな風に繋がる日がくるとは思いもしなかった。面白い巡り合わせ。

 今年は何が待っているのか、楽しみである。